このたび、台湾の国立台北芸術大学より、教授2名と学生7名の皆さんが本校を訪問されました。
皆さんはいずれも美術や音楽、演劇を専攻し、将来は教員を目指している方々です。
今回の訪問は、日本の教育現場の視察および研修を目的としたものでした。
6月23日(月)には、本校の音楽系・美術系の授業や施設を見学されました。
授業の様子や生徒の作品に熱心に見入る姿が印象的で、見学後には活発な質疑応答も行われました。
続く7月4日(金)には、美術デザイン系2年生を対象としたワークショップを実施しました。
冒頭では、学生の皆さんによる自己紹介のあと、本校生徒が事前に調べた「台湾」についての発表を行い、質疑応答も交えながら、和やかな雰囲気の中で交流が始まりました。
また、観光系で中国語を学んでいる生徒も飛び入りで参加し、片言ながらも中国語で会話を交わし、交流を深める場面も見られました。
ワークショップでは、まず台湾の伝統的な文様に関するレクチャーを受けた後、生徒一人ひとりがオリジナルの文様を制作。
それを一度分解し、他の生徒の作品と交換して再構成するという、コラボレーション型の制作活動に取り組みました。
文化や言語の垣根を越えて、お互いの表現や感性を共有する貴重な機会となり、生徒たちにとっても非常に刺激的で、有意義な時間となりました。
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